研究職、理系男子31歳

人生の棚卸しと、自分の情熱ポイントに素直に生きようとしたことの記録

研究所ってどんな職場?1日の会話はあいさつだけ!そんな日もある。

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職場での会話があいさつだけ。皆さんはそんなこと、ありますか?研究所で働いている私の場合、そういう日もたまにあります!

研究所での会話は、以下の2文。

  1. 朝、出社して、「おはようございます。」
  2. 夕方、帰宅するときに、「お疲れ様でした。」

以上が、研究所で働く私が職場で話す、ある一日の全ての会話になります!

こんな状況になる3つの理由

1、研究職の仕事内容

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職場での会話があいさつだけって異常だろって思うかもしれませんが、全然異常なことではありません!!

例えば、営業職で外回りをしている人を想像してください。営業職の人は朝、出社して挨拶のみで、すぐに外回りに出かけます。夕方まで外で仕事をした後会社に戻り、すぐに帰宅するようであれば、職場での会話はあいさつだけになります。

この時、営業職の人の仕事は会社の外で行なっている活動であり、新規顧客の開拓や取引先との商談など、一日中サボってパチンコに行ったり映画を観に行ったりしていなければ、誰かと会って会話をしています。

一方、研究職の仕事というのは、一人で黙々と試薬を混ぜて試験管を振ったり、顕微鏡で観察したり、得られた結果をまとめたりする時間がほとんどになります。もちろん、定期的に部署内での打ち合わせやチーム内で実験の相談などもありますが、実験をする際は一人のことがほとんどです!私が働く研究所では、入社して10年くらいまでは、仕事の主軸がマネジメントではなく実験となるため、一日中実験だけするっていう日が週に1日くらいはあったりします。

2、何かを集中してやることが好きな人が集まっている

そして、研究所という職場には、一人で黙々と実験をしたり、考えたり、何か一つのことに対して夢中になってしまう人で溢れかえっています。もちろん、仕事もしないで話ばかりする人も稀にいますが、自分から関わろうとしなければ、人との会話のチャンスは減っていきます。

3、最終的には自分の気持ち次第

たまに、誰とも話したくない時ってあるじゃないですか?

このような職場の環境で、自分が誰とも話したくないと思ってしまえば、意外とそれが簡単に出来てしまうんです。ちなみに誰とも話さなかった経験は、私に限った話ではありません!私には20名近くの同期がいますが、ほとんどの人が経験しています!

研究所の職場環境の紹介

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そんな誰とも喋らないことがある研究所の職場環境について少し紹介します。あくまでも、一例です。

研究所の職場環境の良いところ

1、好きなことが思い切りやれる!

仕事の内容について、私の職場では基本的に4月にその年の実験テーマの大枠が決まり、それに基づいて実験をしていきます。テーマが自分のやりたいことと一致していたときには、自分の好きな実験を思い切りやれる環境ですので、そういう時は最高に楽しいです!

2、温和な人が多い

誰かが怒鳴ったり、怒鳴られたりする状況を見たことがありません。実験という仕事は、どうなるかわからないことを実験することにより明らかにすることなので、期待した結果が得られないことがよくあります。上司やチーム内で合意したプロセスで実験をした結果であれば、そういう「期待以下の悪い結果」も良い結果なので、咎められることはありません。

3、付き合いの飲み会が少ない

部署での飲み会は年に2、3回くらいが普通です。忘年会か新年会と、春か夏休み前に懇親会があるくらいです。参加率も7割越えれば多いですし、参加を強制されることもありません。あと、上司に飲み物をついで回ったり食べ物を取り分けたりとかは皆無です。みんな勝手に飲みますし、食べます。

他には研究所内の部活やサークルに入っている人たちはそこの集まりで飲んでいますし、同期会や同じ大学出身での飲み会というものもあります。

4、服装のルールがゆるい

ジーパン、シャツの裾出し、ひげ、茶髪、男性の長髪、パーマ、大丈夫です。通勤だけであれば、短パン、サンダルも大丈夫です。本格的な格好でロードバイク通勤される人もいます。スーツで来ると、必ず「出張?」と聞かれるほど、スーツは目立ちます。なお、実験の際は安全や環境上、作業着に着替えることがあります。

5、クレイジーな人に会える

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TOEIC満点というか外国の大学で卒業した人、退職後に大学教授になる人、能面を作って展示会を開く人もいれば、週末はロードバイクで200km走ってる人、100km耐久ウルトラマラソンの優勝者、なんていうクレイジーな人もいます。

6、研究職の年収は、悪くはない

研究職って給料が高いイメージがありますが、総合職と変わりません。そして私が勤めるような企業研究所の場合は、親会社の総合職よりは間違いなく低いです!けど、悪くはないです。そう、悪くはないですよ。

研究所の職場環境の悪いところ 

1、好きの搾取。働くほど給料は低くなる。

好きの搾取。ドラマ好きの方はお気づきかもしれませんが、「逃げ恥」にて、新垣結衣が演じる森山みくりが、契約旦那役の星野源演じる津崎平匡に放った一言です。

研究所にもそれが蔓延しております。というのも、私はいくら働いても給料が変わらない年俸制(多少、成果で変動する)になっており、残業時間が月にゼロでも70時間でも、給料は変わりません!働くほど時間当たりの給料は低くなっていきます。

まさに好きの搾取なのであります!

2、マネジメント層は放置プレイを好む

その人の仕事はその人に任せるという、一見すると素敵な考えあります。しかし、自分の実験がしたい上司や先輩などのマネジメント層は、部下や後輩になんて時間を使いたくないので、その人に任せるというのを盾にして、都合よく放置プレイします。新人の育成に力を入れている研究チームであれば良いですが、そうでなければ放置です。どうしたらいいのか途方にくれる人もいます。多くの人が自分のやりたい研究がしたくてこの研究所にきているのであって、マネジメントなんてしたくありません。

3、コミニケーションが取りづらい

自分もそうなのですが、人と話すのが嫌いな人、会話のキャッチボールができない人、自分のこだわりを強く持っていて妥協しない人、つまり、コミニケーション能力が高くない人が多いです。会話になっていない状況が度々発生します。もちろん、コミニケーション能力が高い人もいますが、傾向的に少ないです。

4、暗い

あいさつは基本だろ!って思いますが、基本的に返しの声は小さいです。また、実験時の服装について、白衣というかっこいい服装なら良かったのですが、うちの研究所では基本的にダサい作業着です。よもぎ団子のようなくすんだ緑色の上着で、戦時中の作業員のような服装になります。印象が暗いですし、マジでださい。

5、おしゃれ?なにそれ?おいしいの?

研究所では、サイズ感の合っていないチェックのシャツと小学生が履くような運動靴で来る人など、服装など全く気にしない人が多いです。一部こだわり抜いてとてもおしゃれな人もいますが、平均的なおしゃれ度は間違いなく低いです!

この理由の一つには、実験の時に例えば酸やアルカリなどで痛んだり汚れてしまうので、良い服は着ていかないことが挙げられます。そして繰り返しますが、作業着がダサい。

最後に

研究所とはいえ、普通の会社です。優秀で論理的な人が多いようなイメージがありますが、自分の考えや好みを優先し、都合の悪いことは手のひらを返す理不尽な人もいれば、その人の建前やメンツだけでやるような仕事もあります。

とはいえ一つの発見で、青色LEDやiPS細胞など、世界をガラッと変えることができる夢のある職場でもあるんです。

以上、簡単ではありますが、研究所の紹介でした!

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(ペン字100日チャレンジ、53日目!)

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